第九回 月経前症候群(PMS)について知りたい!【症状・原因編】

今回は、男性にも知ってもらいたい月経前症候群(PMS)についてのお話です。

月経前になると、イライラする、体調が悪くなるという経験をされたことはないでしょうか?

およそ8割の女性が感じている月経前症候群について、数回にわたり解説してまいります。

 

<本日の質問>

月経前症候群とはなんでしょうか?

 

<回答>

月経前症候群(PMS:Premenstrual Syndrome)とは?

 

女性の80%が経験したことのある、月経前の「イライラする」「気分が沈んでしまう」「からだの具合が悪くなる」という症状のこと。それらの症状も多彩で、200~300もあるといわれています。

この症状が起きるのは、月経の2週間前(黄体期)で、基礎体温が普段と比べて0.3~0.5℃上昇している時期にあたります。通常、月経がくるとともに、その症状は減退ないし消失します。

PMSの訴えが特に多いのは、20~30代。どちらかというと20代はからだの不調、30代は心の不調を訴える傾向があります。

月経前になると、決まって仕事に集中ができなくなったり、ミスを連発したり、怒りっぽくなって周囲との関係を気まずくしてしまったり。また、PMSにはストレスも大きく関係していて、ストレスが大きい人は特に症状が強く出る傾向があります。

PMSの症状は?

 

≪からだの不快な症状≫

乳房が張る、痛む。お腹が張る、痛む。腰痛、肩こり。

冷えがひどくなる。便秘・下痢になる。手足がむくむ。吐き気がする。

≪肌の状態≫

化粧のノリが悪い。ニキビができる。肌荒れがひどくなる。

≪心/行動面の変化≫

イライラする。怒りっぽくなる。急にキレてしまう。憂鬱になる。不安になる。食欲亢進/減退。集中力がおちる。やたらと眠くなる/眠れなくなる。やる気がおこらない。などなど・・・・・

 

PMSかどうかの診断は?

 

体調や気分の変化があっても日常生活が普通におくれているか、仕事に影響が出ていないかなどの問診を中心に行われます。月経前は誰もが多少体調が悪くなったり、イライラしやすくなったりしますが、それらの変化が極端で、日常生活に支障をきたすレベルと判断されると、PMSと診断されます。

 


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