第十六回 熱中症に気をつけましょう!

梅雨が終わると、夏本番!わくわくする人もいれば、憂鬱になる人もいると思います。

涼しくなるまでの数ヶ月、上手に暑さと付き合うことで夏を乗り越えましょう!!

 

♦熱中症とは♦

身体の中では産熱と放熱のバランスがとれています。産熱とは身体が熱を作る働きで、放熱は身体の外に熱を逃がす働きをいいます。このバランスが崩れたとき、熱中症が起こります。

熱中症を引き起こす条件は、「環境」と「からだ」と「行動」によるものが考えられます。「環境」の要因は、気温が高い、湿度が高い、風が弱いなど、「からだ」 「行動」の要因は激しい労働や運動によって体内に著しい熱が生じたり、暑い環境に体が十分に対応できないことなどがあります。

熱中症の症状は、めまい・失神・筋肉痛・筋肉の硬直・大量の発汗・頭痛・不快感・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感・意識障害・けいれん・手足の運動障害・高体温 などです。

 

♦熱中症予防には熱くなり始めが肝心♦

暑さに体が慣れるには、大体3~4日かかります。その間に、汗かくための自律神経が素早く反応できるようになり、体温が高くなりすぎないようになります。梅雨の合間に急に気温が上昇したりすると、体が追い付かず熱中症になってしまうことがあります。暑さに慣れることで熱中症になりにくい体を作ることが大事になってきます。

例えばウォーキングをされる方なら、少しきついかなと感じる速さで、水分補給をしながら汗をかく、運動をされない方は入浴時に半身浴で汗をかくまでじっくり温まるといいです。こちらも入浴前後の必ず水分補給をしてください。

 

♦室内で快適に過ごすために♦

15回・すだれや遮光/断熱シート、カーテンなどで日差しを遮る。

暑い日は梅雨時期同様、室内にいることが多くなりがちではないでしょうか? 少しでも快適に過ごすために・・・

・窓を2カ所以上開けて扇風機などで風の道を作る。

・除湿機やエアコンのドライ機能を使って湿気を取り除く。

・エアコン使用時は「自動運転」でお部屋の温度を効率的に冷やす。

・エアコンは温度を下げるのではなく、風量で調節する。

サーキュレータや扇風機を使って空気を循環させると節約に繋がります。